このたび10/29(土)・10/30(日)の2日間、グランドメゾン浄水ガーデンシティの「浄水テラス」にてFerrari 296GTBの特別展示を開催致します。どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
開催場所 | 浄水テラスイベントスペース / 福岡市中央区薬院4-14-50 |
開催期間 | 2022年10月29日(土)・30日(日) |
開催時間 | 10:00~17:00 |
バンク角120°のエンジン構造によって、ターボチャージャーをVバンク内に収めることが可能となりました。これにより、非常に高い出力レベル(663cv)を達成。また、特定トルクで比出力221cv/Lという市販車の新記録を樹立しました。このエンジン構造のルーツは、跳ね馬ならではのレース活動にあります。ミッドリアにV6エンジンを搭載した最初のフェラーリは、1961年に登場した246 SPで、同年と1962年のタルガ・フローリオを制覇しました。また、1961年には120°V6エンジンを搭載する156 F1で、初のF1コンストラクターズタイトルも獲得しています。フェラーリは126 CKで、初めてミッドシップV6ターボエンジンを採用し、翌1982年に126 C2でF1世界選手権初となるターボマシンでのコンストラクターズタイトルを手中に収めました。1983年には126 C3へと進化し、コンストラクターズタイトル連覇を成し遂げました。最後に、V6ターボ・ハイブリッドは、2014年以降、すべてのF1マシンに共通の構造です。
296 GTBは、大胆かつ革新的な手法を採用して、スポーツ・ベルリネッタ・セグメントに登場しました。クランクケースのVバンク間にターボチャージャーを配置することで、エンジンルームと電子コンポーネントの熱制御を向上。さらに、リアに装備したアクティブ・エアロダイナミクス・デバイスにより、ダウンフォースの増大を図っています。
296 GTBのエアロダイナミクスは、LD(ロードラッグ)構成でもダウンフォースが10%強化され、アクティブHD(ハイダウンフォース)スポイラーにより、さらに100kgが上乗せされます。この数値は、ハンドリングはもちろん、かつてないブレーキング性能、そしてエキサイティングなドライビングに表れています。